2015年3月4日水曜日

湯河原 BritishCakeHouse(ブリティッシュケーキハウス)のストロベリーアフタヌーンティー

British Cake House



素晴らしい!本当に素晴らしいアフタヌーンティーを体験してきました。

私が求める「英国的な」アフタヌーンティーがそこにありました。

イギリスがそこにあったというべきかもしれません。



東京駅から東海道本線で1時間40分、新幹線だと1時間ほどの湯河原に目的のティーサロン British Cake House はあります。
初めて知ったのは2〜3年ほど前、雑誌RSVPの記事だったでしょうか。いつか行きたいと思いつつ、そのときは一緒に行く相手もおらず。
また、なぜか車がないといけない場所だと思い込んでいて、オーナーで英国菓子研究家の小澤祐子さんのレシピが紹介された「英国アフタヌーンティー&お菓子」を眺めつつ、半ば諦めていました。

それが、最近ふとしたことでご一緒できる相手も見つかり、実は駅から徒歩やタクシーで行ける距離であることもわかり、とんとん拍子に訪れることができました!


私が訪れた日はとってもお天気が良かったので、駅からのんびりと20分ほど掛けて歩きました。
(タクシーだと5分ほどだそうです)


途中山の斜面に目を移すと、もしかして遠目に見えるあれがそうかな、と思える建物がありました。
なぜだか私にはそこだけ別の空間のように感じられました。
(その時は気づかなかったのですが、だって、よく見ると普通日本の建物にはないものがあります。)


やはりそうでした。


かわいいティーポットの看板。これだけでもうワクワクしてきます。


すぐそばには海と線路が!素敵なロケーションです。


緑色のドアも素敵。


おー!本物の暖炉〜(と薪ストーブ)!
(そうそう、遠目で見たときに煙突がありましたよね)

案内されたのはサロンの一番奥のソファ席。きゃー!うれしい。早めに予約したおかげでしょうか。
「英国アフタヌーンティーとお菓子」をお持ちのかたは中表紙を見てみてくださいね。


席に落ち着いて、さっそくサーブされたウェルカムドリンクを頂きながらメニューを眺めます。
本日のメニューは苺づくしのストロベリーアフタヌーンティー。


〜Welcome Drink〜
ストロベリーソーダ

〜Sandwiches〜
スモークサーモン&サワークリーム
エッグマヨネーズ
キューカンバー
ハムと玉ねぎのフラン

〜Scones〜
プレーンスコーン
クロテッドクリーム&自家製いちごジャム添え

〜Sweets〜
ストロベリーメレンゲサンド
ビクトリアサンドイッチケーキ
ストロベリースイスロース
ストロベリータルト
チョコ掛けいちご

ストロベリー ドロップビスケット
(苺は静岡産紅ほっぺを使用しています)


お茶は、アールグレイ、コッツウォルズアフタヌーン、キーマン、ダージリン、セイロン、アッサム、ニルギリ、ルワンダ、ラプサンスーチョン。
本によるとコッルウォルズのブロードウェイの紅茶専門店「ティサン」のものだそうです。
もちろんポットで。二人でポットひとつをシェアしても良いし、一人ひとつポットでも良いし、とのことでした。

最近ダージリンの渋みが好きになってきている私は一杯目はサンドウィッチにも合うダージリンにしました。


ストロベリーソーダ。


さわやか!自然な甘さでとっても美味しかったです。
ソーダをフレッシュな苺で割っているそうです。証拠に飲み終わると種が下に沈んでいました。
しばし渇いた喉を潤します。


すると、しばらくしてサンドウィッチが大皿にのってやってきました。


サーモンにキューカンバー。定番ですね〜^^ パサつきなどはなくしっかり美味しいサンドウィッチ。

ポイントは「きゅうり」のサンドウィッチではなく「キューカンバー」サンドウィッチというところです。

メニューの紹介を聞いて、友人が「いま『キューカンバー』って言ってたね。(私たちにもとっても)あまりにも自然(なのでスルーしてしまいそう)だったね」と。
わたしもうんうん、と思いました。

フランはキッシュに似ているけれどチーズがかかっていないところが違うそうです。サクサクッとしてこれも美味しい。


さて、お待ちかねのトレイです〜。ぱちぱち。



スコーンは田舎風とのこと。大きめです。うれしい!
(あとで本を読み返すと、見た目は田舎風に素朴に味わいはリッチに仕上げているそうです。)


サクふわ。端はカリカリというか、中と外で食感のコントラストが強い感じ。
甘めなのでそのままでもいただけます。

が、ここはたっぷりクロテッドクリームと苺ジャムをつけねば!



見た目にも可愛らしい苺づくしのスイーツたち。


どれも美味しかったのですが、特にヴィクトリアサンドウィッチは個人的に大好きで、メニューにあるのを見てやった〜と思ってしまいました。
シュワっと口のなかでとろける生地で、しっかり甘くて好きな味でした!美味しい!

手前左側はスイスロール(日本で言うロールケーキ)。本場ではよくアフタヌーンティーのお菓子として供されるんだそうです。
こういう実体験に基づいたお話が伺えるのもなにより。
スイスロールのクリームは、クリームチーズなのかしら?さっぱりした感じでした。

この辺りはもうおしゃべりがかなり佳境に入っていました笑

途中、適度なタイミングでお茶のお代わりを聞きに来てくださって、
ルワンダ、コッツウォルズアフタヌーンとお代わりして、計3種いただきました。
ルワンダは初めて飲むのですが、スコーンに合わせてミルクティーが飲みたくて選択。

コッツウォルズアフタヌーンは香りがよくて、友人が飲んでいたのを味見させてもらって美味しかったので。
具体的に何の香りなのかお聞きするのを忘れたのですが、アールグレイにも似た感じの香りでした。


最後にビスケットが出てくるころには、正面の窓からかなり日が入ってきていました。
(ちなみに、窓からは線路を行き来する普通列車や貨物列車を見ることができます!電車好きには二重に嬉しい♪)


名残を惜しみつつ帰宅の途につきます。

お土産にショートブレッドを買って帰り、夜のお楽しみに。これまたほろほろしていて美味しい。



英国の調度品に囲まれ非日常が楽しめながら、友人の家にいるような居心地の良さをも感じる、素敵なイギリス空間でした。

紅茶やイギリスの話ができる友人と一緒にまた訪れたいですし、
私も自宅でこういうおもてなしをしたいなあとしみじみ感じました。




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